『Thank you』
ちゃんと言葉を伝える事の是非
『ねぇ 明日 しんでしまおうかしら…
もどかしいこと全てのあてつけに
君の心ゆれますか?
ぼくのことで後悔してくれますか?
ねぇ それ以外のやり方で どうすれば神にすぐなれる?
感じわるいかしら…
でも何もかもが気にさわるのです
君の涙おちますか?
あのニブイくそ野郎も泣くかしら
ねぇ もう少しだけお手軽に 神になるにはどうすればいい?
そばにいて そばにいて そしてぼくの味方になって
許さない 許せないけど 君にいてほしいの…
…
ありがとう ありがとう いつも抱きしめてくれて
ありがとう ありがとう ぼくにウソついてくれて』
(タイトル:Thank you 作詞者名:スガシカオ)
ありがとう と、スガシカオは言っている。
ほんとの事言わないでくれてありがとう。
って、言っている。
正直じゃない誠実について、私はありがとうと言えない。そして自分は出来ない。
相手を傷つけるとわかっていても、自分が好きな相手には正直でいるのが私の信条なのだ。だから私は恋が出来ない。
多分ウソついたり、ミステリアスだったりする事が恋の初めには重要なのだと思っても
恋を語る事が少しも出来ない30女は悲しいと思う。
だからこそ、いっそうそれを削ぎ落として生きていく。
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